3月11日に思うこと
今日は3月11日。
わたしはいわゆる「被災地」と呼ばれる県出身で、6年前のその日もそこにいて、今も暮らしています。
でも、自分が「被災者」だっていう意識はあまりありません。
だって、わたしには帰る家もあって待っててくれるひともいたから。
確かに電気もガスも水道も止まって、アパートもめちゃくちゃだったけど。
スーパーもガソリンスタンドも並んだけど。
沿岸部の状態を見たら、とても被災したなんて言えないんです。
震災の年に産まれた子達が、今年小学1年生になりますね。
あのときは24歳だったわたしも30歳、月日の経つのは早いものです。
当たり前のように過ごせる毎日が幸せだって忘れがちだけど、
どうかあの日のことを忘れないで。
過ごしていきたいな。
震災後はこまめにいれてたガソリンも最近はランプつくまでいれてないし…
防災グッズも見直してないし!
5年もつ水だって期限きれてるよね…
今日ニュースで、あの日、臨月だったお母さんがベビー用品を取りに帰って、津波に巻き込まれて亡くなった話をやっていて、仕事中なのに泣きそうになってしまいました。
悲しすぎる…
わたしは母が十分な備えをしていてくれたお陰で、ひもじい思いもせず、あのときも生活できました。
お腹の子のためにも、備えは十分にしないとですね。
でも、1番は、こんな悲しい出来事が起こらないことですね。
願わくば、まだ辛い思いをしている人たちの生活が少しでもよくなりますように。